こんにちは、たっくんです。
安全を第一に考えながら、子どもが使う絵の具や画材を選びつづけて5年以上が経ちました。
5才の愛娘は、今日も安心安全なお絵描き道具で絵を楽しんでいます。
小学生になる前の幼い子どもは、指を舐めたり、手を洗わずに食べ物を口に運んだりする事が多いですよね。
なので、子どもの安全を願うパパママなら、口にしても害のない絵の具を選びたいと思うもの。
そこで今回は、実際にぼくの娘が2年以上使い続けている、有害物質不使用の安全な絵の具を紹介します。
詳しい解説はいいから、パッと絵の具だけ選びたいんだ!という方は以下のリンクをどうぞ。
まっち絵の具のマッチカラー19色セットです。
今回の記事では、愛娘のことが好きすぎて脱サラまでしてしまった子煩悩な主夫(ぼくの事です)が、実際に2年以上わが家で愛用している絵の具を紹介しています。
ぼく自身も絵が趣味で、今回紹介する「まっち絵の具のマッチカラー」を使って、娘のことを描いたりお絵描きを楽しんでいます。
スキマ時間にお絵描き。15分で着彩まで。大人のトレーナーを着てピース✌️ pic.twitter.com/vfy7RlLGpP
— たっくん@子煩悩クリエイター (@takkun_suzuki) July 20, 2019
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ですので、記事の内容にはかなり信頼性があるんじゃないかな、と自負しています。
目次
幼児には必ず安全な絵の具を選ぶべきである、という話
検索からこの記事にたどり着いた方には釈迦に説法かもですが、幼児には必ず安全な絵の具を選ぶべきです。
なぜかと言うと、絵の具(とくに大人向けの絵の具)には、人体に有害な物質が使われている可能性があるからですね。
そして、幼児はすぐに手や指を口に持っていくので、かなり危険です。
絵の具には有害物質が使われている
絵の具によっては、発がん性のある防腐剤や、公害病の原因として知られる重金属が使用されています。
幼いわが子がそんな危ないもので遊んでいたら、親としては心配で仕方がないですよね。
重金属と防腐剤について、もう少し詳しく紹介します。
重金属
絵の具の色をつくっている材料は顔料と呼ばれます。
その顔料に使われている金属や鉱物に毒性がある場合があります。
例えば、以下のような絵の具には注意が必要。
カドミウムイエロー(カドミウムオレンジ、カドミウムレッド)
→カドミウムが使われている
バーミリオン
→水銀が使われている
シルバーホワイト
→鉛が使われている
カドミウム、水銀、鉛・・・。
公害病の原因になったり、中毒性があったりする危険な物質ばかりです。
海外ではすでに使用が禁止されているケースもありますが、安全性については周回遅れの日本ではまだ禁止がされていません。
ちなみに、ぼくが学生の頃に使っていた金属製の絵の具のチューブは、鉛で出来ていたそうです。
人体に危険だということがわかり、現在はポリエチレンなどのチューブに変わりました。
防腐剤
透明な液体と顔料に絵の具が分離しないようにするため、絵の具には結合剤が使われています。
代表的な結合剤は、アラビアゴムやデキストリンで、それぞれ以下のような特徴があります。
アラビアゴム
- 高価
- 天然のもので安全
- 高い防腐性がある
デキストリン
- 安価
- 腐りやすいので防腐剤を入れる必要がある
この防腐剤が有害化学物質というわけですね。
1回に使う絵の具の量は限られていますし、化学物質に過敏でないなら、ただちに影響はないでしょう。
ただ、落としきれずに手から口へ入ってしまったりすることを考えると、少し怖いですね。
危険な絵の具でも、気をつけて使えばいいんじゃない?
その通りかもしれません。
- 絵の具を口にしないように、ずっと目を離さずにいられる。
- 肌が強くて、化学物質による肌荒れの心配がない。
そんな場合は、気にしなくてもいいでしょう。
でも、あらかじめ安全な絵の具を選べるなら、それに越したことはないですよね。
そして、安全な絵の具を買うならば、ぼくが知る限り「まっち絵の具」か「シュトックマー」のどちらかがオススメです。
コスパが良くて安全な絵の具は「まっち絵の具」
「まっち絵の具」と「シュトックマー」、どちらも安全な絵の具です。
ただ、シュトックマーはドイツの絵の具メーカーでして、非常に高価。
なので、絵の具を大量に消費する、幼児の絵の具遊びには不向きかなと思います。
コスパを考慮した安全な絵の具なら、まっち絵の具ですね。
わが家でもまっち絵の具を2年以上愛用しています。
なお、まっち絵の具を作っているのは、株式会社まっちという、長野県に本社がある会社です。
株式会社まっちさんは、安全な絵の具作りに本気で取り組んでいて、公式ホームページを見るとその力の入れようが分かります。
株式会社まっちの安全な絵の具作りへの取り組み
公式ホームページから引用させてもらいつつ、株式会社まっちさんの取り組みを紹介します。
まっち絵の具は、有害化学物質等は一切不使用。
絵の具だけでなく容器からパッケージに至るまで、 身体や環境に優しいものだけで作られているので、 小さなお子さまにも安心して使って頂けます。
鮮やかな発色と滑らかな描き心地にこだわった、 手作業で丁寧に作られた水彩絵の具です。
- 有機リンやフェノールなどの有害化学物質・化学溶剤及び有毒重金属や界面活性剤は一切使用していません。
- 合成洗剤や接着剤よりも安全性が高く、「化学物質過敏症」の方にもお使い頂いています。
- 無臭です。
- 食品や医薬品にも使われる精製された西アフリカ産の天然アラビアゴムを結合剤に使用しているので、 安全な上に高い防腐性と抜群の定着力があります。
- 独自の技術によって、色の元である顔料を粒子の大きさと形状の揃った超微粒子にしました。 絵の具に当たる光が乱反射しにくいため、発色がきわめて鮮やかです。3色を混色してもほとんど濁りません。
- 顔料の粒子が極小なので水に溶けやすく、濃度も非常に高いので、色伸びがスムーズでなめらかな描き心地です。
(中略)健全な心と体を育むのに最適な安全・高品質の絵の具、それが「まっち絵の具」です。
有毒物質は不使用で、描き心地もよいなんて、すばらしいですよね。
実際に自分で使ってみても、鮮やかな色合いがとても美しいと感じます。
幼児には「マッチカラー」がおすすめ
まっち絵の具さんの取り組みは素晴らしいのですが、ひとつだけ難点があります。
それは、商品の種類が多くてどれを買ったらいいか分かりにくい、ということ。
- マッチベイシックカラー
- マッチブライトカラー
- マッチレインボーカラー
- マッチカラー
- マッチポスターカラー
という5つの選択肢があって、どれを選んだらよいか迷います。
その中で幼児におすすめなのは、マッチカラーという水彩絵の具。
混色に慣れていない幼児や小学校低学年生でもそのまますぐに使えるよう、明るい色合いの中間色を豊富に取り揃えた。
というホームページの商品紹介の通り、子どもに使いやすい色がそろっています。
12色セットと19色セットがありますが、個人的には19色セットがおすすめ。
理由は使いやすい「はだいろ」が含まれているからです。
マッチカラー19色セットの構成
- レモンいろ
- おうどいろ
- しゅいろ
- あか
- ちゃいろ
- あおむらさき
- そらいろ
- あお
- きみどり
- ビリジアン
- ブラック
- ホワイト
- はだいろ
- こげちゃいろ
- あかるいむらさき
- あいいろ
- ふかみどり
- きはいいろ
- はいいろ
余談ですが、最近は、肌色のことをペールオレンジと呼ぶのが世の中の主流だったりします。
肌の色は、日本人の肌色だけとは限らないですからね。
わが家でも、「はだいろ」のことは「ペールオレンジ」と呼ぶようにしています。
安全に絵の具を使うためのその他の道具
せっかくなので、安全に絵の具遊びをするために必要なその他の道具も軽く紹介しておきます。
絵筆
幼児むけならこの筆がおすすめ。
- 安いので毛が広がっても買い替え安い
- コロコロと転がらない形をしている
- 持ち手側の先端が丸いので安全
コスパがよくて扱いやすい子ども向けの筆です。
パレット
ぶっちゃけパレットはなんでもよくて、わが家の娘は無印で買った丸皿を使ってたりします。
一応パレットも持っているので紹介しておきますね。
サクラパレットの18色用です。
ちょっぴり残園なことに、マッチカラーの19色に対して、1色だけ絵の具を出すスペースが足りないです。
ですが、足りない1色はパレットの端のほうにでも出しておけば問題ありません。
水桶
これも何でもいいですね。
いわゆる昔ながらの絵筆用の筆洗いだったり、
プリンか何かのデザートが入っていたガラス皿を使ったりで事が足ります。
紙
なんでもいい続きで申し訳なくなってきましたが、紙もなんでもいいですね。
わが家では、幼稚園からもらった子ども向けの画用紙に描いたり、A4のコピー用紙に描いたりしています。
コスパと紙質のバランスを考えるなら、上記マルマンのスケッチブックなんていいですね。
ちなみに、用紙のサイズは大きめの方が、子どもがのびのびとお絵描きできます。
A4以上はあった方がベターだと思います。
・・・こうして書き出してみると、絵の具と筆以外は、安全という観点からいうとなんでもいいですね。
絵の具と筆だけ安全なものを用意したら、あとは子どもに好きに遊んでもらう感じです。
まとめ
はい、というわけで今回は、実際にぼくの娘が2年以上使い続けている、有害物質不使用の安全な絵の具を紹介しました。
安全な絵の具を選びたいときは、まっち絵の具のまっちカラーを試してみてください。
それでは、また!