こんにちは、たっくんです。
子育て中のパパママには、とにかく自分の時間がないですよね。
家事を効率化したり、色々と努力をしてみても、やっぱり足りない。
そして多くの人が思いつくのが、短眠。寝る時間を短くすることです。
1日が24時間であることを変えられないなら、寝る時間を短くすることで自分の時間を捻出するということですね。
これ、誰もが思いつくわりに、実行している人があまり居ない気がするので、身をもって本気で試してみることにしました。
最初に結論を書いておくと、短眠に挑戦する価値は大いにあり、だと思います。
短眠にすると1日にやれることが確実に増えます。
人それぞれ睡眠時間を短くできる限界値があると思いますので、自分の体力や健康状態と相談しつつ、どの程度の短眠にするか決めていくのがいいのではないでしょうか。
ぼくが8日間試した結果では、どうやら3時間睡眠は無理なようでしたが、4時間くらいならいけるかも、という感じです。
もしかしたら、最終的には5時間睡眠くらいに落ち着くかもしれません。
今回の記事は、短眠(3時間睡眠)にチャレンジしてから最初の8日間の記録を、これから短眠に挑戦する方のために記録として残したものです。
8日間以降も、自分に最適な睡眠時間を知るために短眠に挑戦する日々を送っていますので、それについてはあらためて追記していきたいと思います。
目次
短眠チャレンジの参考にした「前田裕二」さん
短眠を始めるにあたって参考にしたのは、SHOWROOM代表の前田裕二さんです。
ご存知の方が多いと思いますが、前田さんを簡単に紹介するとこんな感じです。
- 優しくて、いい人で、誰からも好かれるイケメン
- 社長業、文筆業、メディア出演などで分刻みのスケジュール
- 自分の時間を確保するために1日2−3時間の短眠を続けている
- 24時頃に帰宅、朝5時までメモや読書など自分の成長に時間を使っている
短眠を継続することによって、超多忙な中、自己成長と事業拡大を両立されています。
ちなみにですが、ぼく、前田さんのことが大好きなんですよね。
めちゃくちゃリスペクトしています。
本気で短眠に挑戦しているのも、前田さんの存在があればこそ。
著書の「人生の勝算」は読んで大泣きしました。
「メモの魔力」を読んでからは、毎日メモを取るようになりました。
そんな前田さんをモデルにしつつ、短眠に取り組んでいきます。
あと、記事の内容が分かりやすくなるよう、ぼくの状況も軽く紹介しておきます。
- 子育てに没頭するために脱サラした主夫
- 娘5歳。幼稚園児
- 短眠を始めたのは8月下旬で夏休み中、日中はずっと娘と一緒に過ごす毎日
- 妻はフリーランスで外出が多く、家事育児がワンオペになる時間が長い
- 家事育児の合間に、WEB制作など、自宅でできる仕事をしている
- これまでの睡眠時間は大体7時間から7時間半くらい
- 身長180センチ、体重66kg。70kgを目指して増量中
「目標設定」何時から何時まで、何時間寝るか
短眠には、夜起きたままでいるか、夜は寝て早起きするかの、2パターンがあります。
今回は、前田裕二さんを真似て、夜起きたままでいるスタイルで行くことにしました。
無謀にも、睡眠時間の目標も前田さんと同じく3時間。
ぼくの生活スタイルに当てはめると、幼稚園が始まったら7時には起きることを考えて、4時寝の7時起きが目標です。
冒頭で書いたとおり、結果的には、ぼくには3時間睡眠は難しいようでした。
ただ、自分にとって最適な睡眠時間は、自分の体で確かめていくしかありません。
記録を残しつつ、自分の体でチャレンジしていくことには意味があるんですよね。
前田裕二さんも「自分の体で試した結果、限界が3時間睡眠だった」というような事をおっしゃっています。
世の中には「8時間以上寝るべき」「1.5時間刻みで寝るといい」とか、短眠に関してもいろいろな情報が溢れていますが、一番いいのは「自分で試して、自分で決める」だと思います。
それでは、ここからは短眠を始めてから8日間どのように過ごしたかの記録を紹介します。
短眠チャレンジ・DAY1
「今日から前田さんの真似をして短眠に挑戦するぞ!」
意気込んだぼくではあるが、短眠の前に、まずは娘(5才、幼稚園児)の寝かしつけをしなくてはならない。
寝かしつけと絵本の読み聞かせは、数年前からぼくの仕事で、娘だけでなく妻もぼくの声を聞きながら眠りに落ちるのがわが家の習慣だ。
・・・
読み聞かせ(と素話)が終わり、明かりを消した。なんと、もう24時をすぎている。。。
日中は妻が外出していて、家事育児をしつつぼくも自宅で仕事をしていたため、床に就くのがすごく遅くなってしまった。
5歳児が寝るにしては、24時は遅すぎると反省。
娘が眠りに落ちたのを確認したら、起きよう。短眠生活の開始だ!
と、その時、寝たと思っていた娘がぼくに抱きついてきた。
「パパ、こわい・・・」
父親にとって娘はちいさな恋人のようなものである。
このような状況で、胸がキュンッとならないはずもない。
娘のことを抱きかえしつつ「大丈夫だよ、よしよし」と言って頭をなでた。
・・・・・・チュンチュンッ
次の瞬間、朝8時になっていた。
くそう、ぐっすりと8時間近く眠ってしまった。
ただまあ、初日から短眠には失敗したが、娘を抱きしめつつ眠るのはプライスレスな幸せだったので良しとしよう。
DAY1の睡眠時間:8時間
短眠チャレンジ・DAY2
気を取り直して短眠チャレンジ2日目。
今日の日中は、主に以下のことをした。
- 仕事(WEB制作)
- 洗濯や料理などの家事
今日は妻の仕事がオフで、日中は娘を連れだしてくれた。
そのおかげで仕事ははかどったが、かなり集中力を使ったので、そこそこ消耗している。
・・・
夜になり、娘の読み聞かせを終えた。
時刻は23時20分。
またもや5歳児の就寝時刻にしては遅すぎるが、まあそれは別の問題として解決していこう。
今日の娘はスヤスヤと眠ってくれたので、布団から起き上がって以下のことをした。
- その日の振り返りメモ
- 日記
- ブログ執筆
- 明日の予定確認
- SNS運用代行の仕事
- WEB制作
夜のひとりの時間は作業がはかどる、はかどる。
気がつけば朝の4時20分。予定していた時刻20分ほどすぎていた。
でもきっと、前田さんはまだ起きてがんばっているんでしょうね。
前田さん、ぼくは先に寝ます、おやすみなさい。
心の中で前田さんに話しかけていると、妻が起きてきたので、交代する形で床に就いた。
今日は娘の幼稚園の夏季プールがあるので、遅くとも9時20分には自宅を出なければならない。
目覚まし時計は7時にセットしてある。
ただまあ、妻が起きているので、最悪起こしてもらえばいいしなんとかなる。
そう思いつつ、すぐに意識が途切れた。
・・・
チュンチュンッ。
時計を見る。
9時22分。
完全に遅刻である。
横を見ると、二度寝をした妻も今しがた起きたようだ。
ぐぬぬ、、、まさかあそこから二度寝をするとは。。。
起こしてもらえることを期待していたぼくは、若干イラっとするが、すぐに思い直した。
(これはぼくの勝手な期待でしかない。)
(前田さんのように期待値を極限まで下げ、すべてのことに自分で責任を持つんだ!)
そう気持ちを切り替えたぼくは、娘を叩き起こしつつ、自らも飛び起きて登園した。
約5時間の睡眠だったが、日中に眠気を感じることもなかった。
3時間は無理でも、5時間ならいけそうな予感がする。
DAY2の睡眠時間:5時間
短眠チャレンジ・DAY3
幼稚園の夏季プールはお昼前に終わった。
帰りがけにコンビニで弁当を買って、児童館にいき、ランチを食べて夕方まで遊んだ。
そして、帰宅してから少しだけWEB制作を進めた。
今日はなんと妻と娘が春巻きを作ってくれた。
久しぶりに料理をしない日だ。ああ嬉しい。(ただし、食後の洗い物はしてもらえなかったので、自分で行った。)
食後、猛烈な眠気が襲ってきたので、娘は妻に任せて15分ほど仮眠。
その後、入浴や読み聞かせを終え、娘が寝たのを確認して布団から起き上がったのが24時5分。
夏休み中ということもあって、かなり夜型生活だ。
この日は朝4時に寝て、起きたのが8時13分。4時間13分の睡眠だった。
DAY3の睡眠時間:4時間13分
短眠チャレンジ・DAY4
4時間睡眠でも、日中は意外と元気だった。
DAY3と同じく、日中はプールと児童館とウェブ制作。
夕食後にまたもや強烈な眠気が襲ってきたが、今日は仮眠が取れなかった。
短眠には、日中の仮眠(パワーナップというらしい)がセットで必要かもしれない。
あまりの眠気のため、読み聞かせの時に異様に高いテンションになってしまい、妻と娘に迷惑をかけつつの23時。
異様に高いテンションから一転、パタリと眠ってしまって気がつけば7時10分になっていた。
DAY4の睡眠時間:8時間10分
短眠チャレンジ・DAY5
今日からはもう夏季プールはない。
日中は児童館に行き、夕方からウェブ制作。
夕飯を作って入浴して、8時55分に寝かしつけ完了。
今日はだいぶ早い!やればできる!今日はたっぷり時間があるぞ!
そう思っていたところに、妻が鬼滅の刃(現在放送中のアニメ)が面白いと言っていたことを思い出した。
今日は時間もあるからNetflixで見てみようか。誘惑にかられそうになる。
が、心を鬼にしてウェブ制作の仕事やメモに時間を使うことにした。
しかし、アニメの魅力には計り知れないものがあり、、、結局、寝る直前に見てから寝た。
4時に寝て、7時に起床。
はじめての3時間睡眠の成功である。
DAY5の睡眠時間:3時間
短眠チャレンジ・DAY6
今日は娘がお泊まり保育の日。
なので、夏休み中ではあるけれど、朝からお弁当を作った。
はじめてのお泊りに出かけるわが子の成長を誇らしく思いつつ、妻とふたりで駅で娘を見送った。
その足で妻と入間のアウトレットにお出かけをし、買い物をしつつ、今後の方針について打ち合わせ。
2人3脚で家系をまわしているわが家では、夫婦での打ち合わせは必須なのだ。
しかし、3時間睡眠の翌日は少しぼーっとした。
帰宅すると、自宅が異様に静かなことに気がついた。
娘がいないとさみしい。
3人揃ってこその家族なんだなと実感する。
さみしさを紛らせつつ、映画を2本見て(ローグネイションと鍵泥棒のメソッド)、メモと日記と手帳を書いてから朝4時に就寝。娘の帰りは午後2時半なので、明日の午前中も夫婦ですごそう。
・・・
10時20分に起床。
今朝は電話の着信音で目が覚めた。
となりでは、幼稚園のママさんと妻が電話をしている。
悪天候のため、娘の帰りが10時50分に繰り上がったのだ。
妻と一緒に飛び起きて、娘を迎えに行った。
DAY6の睡眠時間:6時間20分
短眠チャレンジ・DAY7
疲労で目がぼんやりしている娘をお迎えしたあとは、3人で自宅で過ごしつつ、かたわらでウェブ制作をした。
10時に寝かしつけを終えたあと、ぼくもそのまま寝てしまい、5時10分に起床。
おいおい、いつも通りの睡眠時間に戻っているじゃないか。
3時間睡眠はリバウンドが来るので、目標設定を変えたほうがいいかもな、と思った。
DAY7の睡眠時間:7時間10分
短眠チャレンジ・DAY8
日中は娘とふたりで遊んで、夕方から少しだけ仕事。
妻は終日外出して仕事である。
ちなみにこの日は、体重が66.8kgを記録した。
ぼくは放っておくと痩せてしまうタイプの人間なので、意識してウエイトアップに取り組んでいる。
目下の目標は体重70kgで、妻を軽々とお姫様抱っこできる肉体を目指している。
ただし、体重をアップするためには沢山食べなければならず、沢山食べると胃に負担がかかるため、短眠とは相性が悪い。
体重アップと短眠を両立するために、プロテインなど消化の良いものからカロリーを摂取するように心がけることにした方が良さそうだ。
そして今日は娘の夏休み最終日。11時に寝て、6時に起床した。
DAY8の睡眠時間:7時間
まとめと現在状況の報告
ということで、8日間の結果をまとめると、
DAY1:8時間
DAY2:5時間
DAY3:4時間13分
DAY4:8時間10分
DAY5:3時間
DAY6:6時間20分
DAY7:7時間10分
DAY8:7時間
平均睡眠時間は、約6時間6分。
目標の3時間睡眠に成功したのは1度でした。
短眠と呼べる5時間以内の睡眠だった3日間は、生産性がアップしたことを実感しました。
そして、しっかりと自分の時間を持てたことで、日中に心おだやかにすごすことができました。
実際に体験してみて思うのは、自分の時間が持てずに苦しんでいるパパママには、短眠にチャレンジする価値はある、ということ。
短時間睡眠は娘の夏休み終了後も短眠チャレンジは続けていて、現在の目標は4時間睡眠です。
寝かしつけの直前にカフェインを摂取するなどの工夫をしつつ、目標を達成できたりできなかったりの日々。
最終的には5時間睡眠に落ち着きそうな予感がしつつ、しばらく試行錯誤を継続しています。
成果が落ち着いてきたら、またあらためて報告させてもらおうと思います。
短眠に挑戦する際は、くれぐれも健康第一を念頭におきつつ、自分にとって最適な睡眠時間を見つけていきましょう。