子育てする親の究極の役目は、子どもを幸せにすることです。
今回は、どうしたら子どもを幸せにできるのか、あらためて考えてみました。
子どもの好きなことと好きなことをしている時間を増やす
結論はシンプルで、子どもの好きなことと好きなことをしている時間を増やせば、子どもは幸せになります。
理由も単純で、人間だれしも、好きなことをしている間は幸せを感じるから。
例えばぼくの5才の娘は、料理をすることが大好きです。
ぼくが料理をしていると、しょっちゅう「わたしにもやらせてー」と声をかけてくる。
先日も、米を研いだり、人参を切ったり、ルーを入れて溶かしたりして、カレーライスを一緒に作ってくれました。
そして、自分が作った料理をママに食べてもらえて、本人もとても嬉しそうだったのが印象的でした。
無理強いしたり勧めたりする必要はない
好きなことを増やすのに、無理に何かを勧めたりする必要はゼロ、むしろマイナスでしかありません。
ぼくは、習いごととかも基本的に不要だと思う派です。
好きじゃないことをやらされても、大人だって幸せじゃないですよね。
無理になにかを勧めなくても、好きなことには子どもが自分から「主体的に」関わろうとするから大丈夫です。
子どもを信じるべし。
レールの上を走っていればよかった時代はとうに終わっていて、自分の幸せは自分で決めなければいけない時代。
子どもの頃から主体性を持って行動できるようになれたら、確実に人生は豊かになっていきます。
親に必要なのは、何もしない、ただそれだけです。
親がすべきは、無理せずに笑顔でいること
親がすべきなのは、子どもに何かを働きかけることじゃなくて、親自身がより良くなるよう努力すること。
仕事でも、家事でも、無理をしすぎず、笑顔でいられるようにする。
そうしていると、親が笑顔で取り組んでいることを子どもは自然と好きになっていきます。
子どもが何かに没頭し始めたら放置。
何か好きになってほしいことがあったら、親自身がそれを好きになる。
このどちらか。
実際、ぼくの娘が料理を好きになったのは、ぼくが笑顔で料理をしていたからです。
とくに勧めたわけでもなく、自然と一緒に料理をする機会が増えていきました。
子どもを幸せにしたいなら、まずは親自身が、好きなことに、笑顔で没頭する。
肝に命じて暮らしたいところです。