この記事では、料理をしない夫が料理をするようになる方法について紹介します。
料理をするのは自分ばかり・・・旦那さんがちっとも料理を作ってくれないって悲しいですよね。
あなたしか料理を作らない状況を解決するのが、これから紹介する4つのステップです。
この4ステップを使いこなせば、悲しい状況が解消されていきます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
ステップ1:うれしいで夫に「期待する」
不満や望みを胸に秘めているだけでは何も起こりません。
まずは、男が料理をしたくなる可能性をつくりだすところからはじめましょう。
もっともシンプルで有効なのは、あなたの期待がこもった素直な言葉。
まずは「料理を作ってくれたらうれしい」というあなたの素直な気持ちを伝えてください。
期待されて嫌な気持ちがする人はいません。
とくに男は単純な生き物ですから、期待されれば多少なりとも応えようとします。
ですから、週末前の何気ない会話、あなたや子どもの誕生日や記念日の前などに、「◯◯(夫)の料理、食べてみたいな。つくってくれたらうれしー。」と伝えてみましょう。
ここでしてはいけないのは、他の夫と比較したり、上から目線で依頼すること。
あくまで、伝えるのはあなたの気持ちです。
ステップ2:ありがとうで夫に「感謝する」
あなたの期待に応えて旦那さんが料理をしてくれたらチャンスです!
できあがった料理を食べる前に「作ってくれて、ありがとう」の一言を旦那さんに伝えましょう。
もしかしたら、(わたしは毎日作ってるんだから、たまには作って当然)という気持ちがあるかもしれません。
でも、感謝の言葉には、かけられた相手だけではなく、かけたあなた自身の気持ちを整える効果もあります。
ステップ3:おいしいで夫を「ほめる」
さあ、次は旦那さんが作ってくれた料理を食べる段階です。
料理を口にしたあなたが最初に発するべきは言葉はなんでしょうか?
それは、「おいしい!」のひとこと。
続けて「味付けがわたし好み」「香りがいいね」「彩りが豊か」「やわらかくて食べやすい」「歯ごたえがあって食感がいい」など、できる限りいいところを見つけて、とにかく旦那さんをほめまくりましょう!
ある行動を褒められた人間は、その行動を続けようとする意欲が高まります。
ちょっとオーバーかなと思うくらいに喜んでも問題ありません。
毎日料理を作っているあなたの方が料理上手でしょうから、もしかしたらそれほど美味しく感じないかもしれません。
それでも、「こうした方が美味しくなる」というアドバイスは禁句。
「だったら自分(あなた)で作ってくれ」という展開になりかねません。
現時点だけで旦那さんを評価するのではなく、将来の可能性をふくめてほめてあげましょう。
ステップ4:食後のひとことで「次につなげる」
期待されて、感謝されて、ほめられたあなたの旦那さんは、きっといい気分になっているはず。
料理づくりを単発で終わらせないためにも、食後のひとことで次につなげるクロージングをしましょう。
例えば、
「今日はとっても美味しかった!また食べさせてね^^」
「あなたがこんなに料理ができるって知らなかった!また作ってくれたらうれしいな^^」
なんて言葉もいいと思います。
ここでは、期待をかけすぎず、相手の自発的な行動を引き出すひとことが適切。
自らの考えを押し付けず、どのような人間になりたいかを旦那さん自身に思い起こさせてあげてください。
幼少期、男子は誰でも正義のヒーローに憧れます。
そしてその憧れは、どれだけ大人になっても完全に消えることはありません。
「俺が作った料理で妻がめちゃくちゃ喜んだ!」
これは、旦那さんにとってはヒーロー気分です。
旦那さんは、あなた(ヒロイン)のヒーローになる機会をいつも探しています。
「期待する」「感謝する」「ほめる」のポジティブ言葉で、旦那さんをヒーローにしてあげちゃいましょう。
最後に
今回は、料理をしない夫が料理をするようになる方法について紹介しました。
その方法は以下の4ステップです。
- 「うれしい」で夫に「期待する」
- 「ありがとう」で夫に「感謝する」
- 「おいしい」で夫を「ほめる」
- 「食後のひとこと」で「次につなげる」
大人になると期待されたり感謝されたりほめられたりといった機会が少なくなりますよね。
でも人は本来的に、賛辞の言葉を受け取ると、ポジティブな変化が起こりやすくなる生き物です。
ぜひポジティブ言葉を使ってしあわせな食卓をすごしてください。
それでは、また!