一汁一菜のボリューム不足が気になる人
「今まで一汁三菜を続けてきたの。一汁一菜っていいと思うんだけど、ボリューム不足な食卓になりそうで不安。一汁一菜でボリューム不足にならないコツってないかしら?」
本記事の内容
- 作り方:食材は大きく、具だくさんにする
- 考え方:みそ汁は飲みものではなく、おかずでと思ってつくる
- 「おかずとして食べるみそ汁」の例
今までたくさんの品数を用意していた方ほど、一汁一菜のシンプルな食卓のボリューム不足を心配してしまいますよね。
でも安心してください。
本記事で紹介する作り方と考え方を参考にすれば、一汁一菜でもボリューム不足を感じない食卓を作ることができます。
(この記事は3分くらいで読めます)
作り方:食材は大きく、具だくさんにする
味噌汁に入れる具は、いつもより大きめにカットして、いつもよりたくさん入れましょう。
具が大きいと、まず、見た目のボリュームが増します。
そして、口に入れた時の食べ応えもでるので、目と口でボリュームアップを感じることができます。
やることは、具を大きめに切るだけなので簡単ですよね。
「子どもや高齢の方は、具材が大きいと食べにくくない?」
そんな声も聞こえてきそうです。
たしかに、あまり大きくしすぎたり、固すぎたりすると、食べにくくなってしまいます。
ですので、食べやすさが保てるギリギリのラインで大きめにカットしましょう。
また、切り方を大きくすると、火が通るまで時間がかかってしまうこともあります。
そうならないために、買ってきた野菜を事前にまとめて蒸しておくと、火を通す必要がなくなるのでオススメです。
食材が大きい、具だくさんのみそ汁、ぜひ作ってみてください。
考え方:みそ汁は飲みものではなく、おかずだと考える
作り方とセットでお伝えしたいのが、一汁一菜におけるみそ汁に対する考え方です。
みそ汁というと、飲むもの、というイメージを持っている人もいますよね。
そこは一度考え方をリセットして、一汁一菜におけるみそ汁は、食べるもの=おかずだと思ってください。
だって、食卓にはごはんと味噌汁しか乗ってないんですから、味噌汁にはそれなりの役割を担ってもらわなければいけませんよね。
おかずとしての味噌汁の役割は、3つあります。
- 具が多いから、お腹がいっぱいになるおかずであること
- 野菜も肉もたくさん食べられるおかずであること
- 一度にたくさん作れるから、おかわりでお腹いっぱいになるおかずであること
もちろん、ごはんと味噌汁以外に副菜を用意して、それがボリュームのある品であれば、みそ汁は飲むものとして用意するのもアリです。
これからは、おかずを作るつもりで、みそ汁作りを試してみてください。
「おかずとして食べるみそ汁」の例
ぼくが作った「おかずとして食べるみそ汁」をいくつか紹介します。
ごはん+豚汁
野菜とお肉モリモリの豚汁。具材は豚肉、人参、大根、長ネギです。
ごはん+鶏団子
大きく切った豆腐と鶏団子のみそ汁。消化にいい組み合わせです。
ごはん+シチュー
野菜たっぷりクリームシチュー。広い意味で、シチューとごはんの組み合わせも一汁一菜です。
今日は、一汁一菜でボリューム不足を解消する方法を、作り方と考え方にわけて紹介しました。
それでは、また明日!