前回、前々回と、料理作りのモチベーションアップや、食卓をシンプルにする方法を紹介しました。
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【料理が嫌になったら】家族の好きなところを書き出して、モチベーションを上げる方法
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今回は、それでも料理を作ることが苦手なあなたに、もう一歩つっこんでお話をしたいと思います。
ひとことで言えば、「いろいろ試した上で、どうしても料理が嫌いな人は、無理して作り続けるより作らない方がいいですよ。」ということ。
料理には、できる人(好きな人)とできない人(嫌いな人)がいる
ぼくは日頃、このブログやinstagramで「一汁一菜でラクチンごはんを作りましょう!」と呼びかけてます。
なので、「料理を作らない方がいい」というのは、ちゃぶ台返しのように聞こえるかもしれません。
でも実際のところ、いくら料理の仕方をシンプルにしても、モチベーションを上げようとしても、できることなら料理を作りたくないっていう人はいます。
身近なところで言えば、ぼくの妻がそう。
以下は、以前に妻が書いた記事からの引用です。
結婚するまで実家暮らしで、ほとんど料理をしたこともなかったため、結婚と同時に料理の大変さを思い知ることになりました。
仕事と家事、さらには育児を器用にこなしている友人を見ていると、「自分も頑張らないと!」とは思うものの、もともと料理が好きでも得意でもない私。
好きでも得意でもないことを毎日やらなくてはいけないというのはこんなにも辛いことなのかと感じる日々。
それでもそこそこ頑張ってはきたけれど、ストレスが大きくイライラは増える一方。
食べることが大好きなのに、苦痛を伴う料理、そして食事の時間が楽しいものではなくなってしまいました。
苦手なことを無理に頑張るよりも、家族が笑顔でいられることの方がよほど大切。
私も娘も食べるのが大好きなので夫の作った料理を毎日笑顔で食べ、夫はそんな私たちを見て幸せそう。
いろいろな家族の形があっていい。
人からどうみられるか、周りがどうかより、自分たちが幸せでいられる方法を見つけていきましょう。
料理を食べることは大好き!でも作ることは苦手!なんだな、ということがよく分かります。
そして、自分たちが幸せでいられる方法を見つけることが一番大切だということも。
前回の記事で紹介したように、一汁一菜の食卓にしたことで、わが家の料理に関する負担は確実に小さくなりました。
一汁一菜なら、笑顔で料理を続けられる女性もたくさんいると思います。
でも中には、負担の大小に関わらず、できることなら料理をしたくない人はいる。
そんな人に伝えたいのは、「無理して作り続けるより、作らない方がいいですよ。」ということ。
だって、世の中には料理を作るのが苦にならない人もいるし、作らなくても暮らせる環境が日本にはあるんですから。
無理して作り続けるくらいなら、作らないで済む方法を考えた方がよほど生産的だと思いませんか?
妻から夫に料理のバトンを渡したわが家
じゃあどうしたら料理を作らないで済むか。
わが家の場合は、妻から夫(ぼく)に料理のバトンを渡すことでした。
一汁一菜なら案外ぼくでも料理ができるなぁと思っていたところ、会社勤めを卒業することになり、それならぼくが作ってみるよと料理をはじめました。
以降、毎日3食ぜんぶぼくが作っています。
でもぼくは、料理することをちっとも苦痛に思わない。
ボウルで小麦粉を溶いていると、心が落ち着く。
包丁さばきが上手になってきて、リズミカルにトントンするのも楽しい。
料理が美味しそうにできると、気持ちが高揚する。
そして何より、妻と娘が「美味しい」と言って食べてくれることで、心が満たされる。
ぼくが楽しんで作り、妻は美味しそうに食べる、これがわが家の正解だったわけです。
旦那さんが会社勤めをしていると、完全にバトンを渡すわけにも行かない気もします。
その場合は、週に何回かだけでも夫が料理をするのもアリ。
このブログを旦那さんに読んでもらいつつ、家族会議を開催しましょう。
そして、夫が料理をした時のポイントは、とにかく過剰なくらい「美味しい」を連発して褒めること。
料理する夫を育てるためのコツについては以前にも記事にしましたので、あわせて参考にしてみてください。
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料理をしなくても、子どもは母親が大好き
かれこれ1年くらいぼくが料理をする生活を続けているのですが、娘はママ(妻)のことが大好きです。
なので、料理をちゃんとしなければ、子どもに好かれる母親になれないんじゃないか、という心配はしなくても大丈夫。
料理をしないぶん子どもと触れあい、美味しそうに食べて笑顔を見せれば、子どもはどんどんあなたの事が好きになります。
子どもは親の背中(行動)を見て育つ生き物ですから、無理して料理を作る姿を見せるのは食育にもよくない。
料理に苦しむあなたの背中を見ている子どもは、「料理=辛いもの」という考えをもちます。
そうして将来、あなたの子どもは、あなたと同じ苦しみを味わうことになりかねません。
そうならないためにも、自分で料理をする以外に、あなたの家庭なりの正解がないか、考えてみてください。
お母さんを頼る、惣菜を買ってくる、家事代行を依頼する、宅配サービスを活用する、etc。
夫にバトンを渡すのが無理でも、恵まれた環境の日本には、いくつもの選択肢がありますから。
まとめ
今回は、料理が嫌いな人は、無理して作るより作らない方がいいと思う理由について紹介しました。
最後にもう一度、ぼくの妻の言葉を引用して終わりたいと思います。
苦手なことを無理に頑張るよりも、家族が笑顔でいられることの方がよほど大切。
私も娘も食べるのが大好きなので夫の作った料理を毎日笑顔で食べ、夫はそんな私たちを見て幸せそう。
いろいろな家族の形があっていい。
人からどうみられるか、周りがどうかより、自分たちが幸せでいられる方法を見つけていきましょう。
それでは、また!