子どもがキャベツ嫌いで悩んでいる人
「サラダにキャベツの千切りを入れると、子どもが決まって残してしまう。キャベツ嫌いの子どもが美味しく食べられる良い方法は無いかな?」
本記事の内容
・キャベツが持っている栄養素と、子どもが嫌いな理由
・サラダの千切りキャベツが残った時に子どもが喜ぶリメイク方法
・子どもに自分から苦手な野菜を食べたいと思ってもらうコツ
子どもの野菜嫌いって、親にとっては悩ましい問題ですよね。
今日の記事では、キャベツ嫌いなぼくの娘を例にとり、嫌いな野菜を子どもが美味しく食べられる方法を紹介していきます。
(本記事はおよそ3分で読めます。)
キャベツが持っている栄養素と、子どもが嫌いな理由
そもそもどうして私たちはキャベツを食べるのでしょうか?
子どもにキャベツを食べてもらう前に、まずはキャベツについておさらいしておきましょう。
キャベツの持つ代表的な栄養素は以下の通り。
- 胃の働きを良くするビタミンU
- 免疫力アップや美肌づくりに役立つビタミンC
- カルシウムの吸収を助け、健康な骨を作るビタミンK
この他にも、カルシウムやアミノ酸なども含んでいる栄養のある野菜です。
これならば子どもに食べてもらう価値のある野菜と言えそうですよね。
ちなみに、別名キャベジンとも呼ばれているビタミンUは、外側の葉よりも、芯に近づくほど含まれる量が多くなります。
逆にビタミンCは外側の葉になるほど含まれる量が増しますので、外側の葉の向きすぎはもったいないです。
なお、ビタミンUもビタミンCも、水に溶けやすく熱に弱いので、水にさらし過ぎたり熱を加え過ぎたりするのは注意してください。
キャベツの栄養素を逃さず食べるには、生のまま千切りにするか、スープに入れるか、この2つが良いでしょう。
ただ、キャベツを生で食べるとすこしだけ苦味がします。
この苦味が子どものキャベツ嫌いの原因。
子どもは本能的に、苦味=毒のある食べものだと理解してしまうため、自然とキャベツを避けてしまうのです。
千切りキャベツが残った時に子どもが喜ぶリメイク方法
パン食の時など、サラダに登場することの多いキャベツの千切り。
前述の通り、生のキャベツの千切りは子どもが残してしまうことが多いメニューです。
でも、ひと工夫してリメイクすれば、パクパク食べてくれるお気に入りの一品に変えることができます。
ちょうど昨日、キャベツ嫌いなぼくの娘が、おいしいを連発して食べてくれた「千切りキャベツのせチーズトースト」を紹介します。
食パンの上に、千切りキャベツとチーズをのせて、トースターで軽く焼いてあります。
はじめ、千切りキャベツは、こんな風に食卓に並んでいました。
主食にパン、副菜にサラダ、汁物にホット豆乳の、一汁一菜ごはんです。
この組み合わせで出したところ、サラダのキャベツだけが残ってしまいました。(娘はトマトやキュウリは大好きです。)
ところが、「千切りキャベツのせチーズトースト」にリメイクしたところ、千切りキャベツが娘のお気に入りに生まれ変わりました。
子どものキャベツ嫌いに悩んだら、「千切りキャベツのせチーズトースト」がオススメです。
(キャベツの持つビタミンは熱に弱いので、トーストは軽めにしておきましょう。)
子どもに自分から苦手な野菜を食べたいと思ってもらうコツ
最後に、子どもに苦手な野菜を食べてもらう3つのコツを紹介します。
- 無理に食べさせない
- 親が美味しそうに食べる
- その場でリメイクする
無理に食べさせない
苦手な食べ物を克服できるのは、あくまで子ども自身の意志です。
いくら親が進めても食べられるようにはなりません。
子どもが「食べたい」と思うように工夫してみましょう。
親が美味しそうに食べる
子どもが食べたいと思う工夫の1つが、親自身が美味しそうに食べることです。
今回紹介した千切りキャベツのチーズトーストも、最初は残ったキャベツを妻がリメイクして食べ始めました。
妻が「おいしーい!」と言いながら食べているのを見た娘が、自分から「私も食べたい!」と言いました。
その場でリメイクする
食べられなかったら、後日に別メニューにするのではなく、その場でリメイクしてみる。
そうすると、自分が残したものも調理方法を変えれば美味しく食べられるんだ、という理解がしやすくなります。
最近は、子どもが食べるのを嫌がった時こそ食育のチャンスだなと思うようになりました。
まとめ
今日の記事では、キャベツ嫌いなぼくの娘を例にとり、嫌いな野菜を子どもが美味しく食べられる方法を紹介しました。
野菜嫌いな子どもを持つパパママの参考になれば幸いです。
それでは、また明日。