こんにちは、食生活アドバイザーのたっくんです。
このブログを愛読してくれているあなたは、きっと自分や家族の健康や食生活に関心がある方ですよね。
そんな健康志向の方に多いのが、「お酢」を愛用している人。
調味料として、サラダのドレッシングとして、ドリンクとしてお酢を使います。
たしかにお酢は美味しいし、健康にもよさそう。
でもお酢は、あなたや家族を虫歯になりやすくしているかもしれないんです。
健康に気をつけているのに虫歯になってしまうなんて切ないですよね。
そこで今回は、料理にお酢を使ったり、黒酢などを飲んだりした時に気をつけた方がよいことを共有していきます。
目次
お酢好きな人が虫歯になりやすい理由と対策
まずは理由を、その次に対策を3つお伝えします。
お酢で虫歯になりやすい理由
お酢で虫歯になりやすい理由は、お酢の中に含まれる酢酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうからです。
通常、口の中は、唾液(つば)のおかげで歯にとって居心地のよい状態が保たれています。
しかし、強い酸であるお酢を口にすることで、口の中が酸性にかたむいて歯が溶けていきます。
ですから、1日に何度もお酢を口にすることで、そのたびに少しずつ歯がもろくなり、虫歯になりやすくなるわけです。
ちょっと、いやかなり怖い話ですよね。
それなら、お酢はどのように体に取り入れて行けばいいのでしょうか?
お酢で虫歯にならないための3つの対策
知っておきたいことは3つです。
お酢は1日に何度もとらない
お酢を口にして、歯の表面が溶けたとしても、溶けたままにはなりません。
それは、唾液(つば)には溶けた歯の表面をもとに戻してくれる(脱灰したエナメル質を再石灰化してくれる)力があるからです。
日頃からわたしたちの口の中では、歯が溶ける→元に戻る→歯が溶ける→・・・が繰り返されているわけですね。
ですから、歯が溶けるタイミングを減らすことが大切。
1日に何度もお酢を口にしている人は、回数を増やしすぎないことを意識してみましょう。
お酢を飲んだら水も飲む
お酢を口にしたあとは、セットで水を飲む(もしくはうがいする)ようにしましょう。
水が口の中に残っているお酢を洗い流し、歯が元に戻りやすい状態を早く作りだすことができます。
時間を空けて歯をみがく
お酢の成分である酢酸は、歯の表面にあるエナメル質の中に入り込んで、しばらくそこにとどまる性質があります。
ですから、水を飲んだり、うがいをしたりしても、すぐには歯をみがかないようにしましょう。
15分程度時間をおくことで、唾液が醋酸を無効化してくれます。
歯をみがくタイミングは、唾液が仕事をしてくれた15分後以降が適切です。
まとめ
今回紹介した、お酢を愛用している人が虫歯にならないためのポイントは3つです。
ポイント
- お酢は1日に何度もとらない
- お酢を飲んだら水も飲む
- 時間を空けて歯をみがく
せっかくですから、歯をいたわりながらお酢をとっていきましょう。
それでは、また!
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