子どもの誕生日のメニューに悩む人
「ケーキ、ごはん、プレゼント・・・子どもの誕生日って、決めることがたくさんあって悩んじゃう。誕生日当日のごはんのメニューってどうやって決めたらいいのかしら?」
本記事の内容
・誕生日のメニューは、子どもにじぶんで決めてもらうのが一番いい
・子どもが食べたいものは絵本が教えてくれる
誕生日のメニューは、子どもに自分で決めてもらうのが一番いい
じつは料理って、作るよりも献立を決める方が大変、ということないですか?
それが誕生日などのお祝いごとの日ならなおさら。
ケーキに、ごはんに、飲みものに、おやつに、プレゼントに、部屋の装飾に・・・、決めたいことが山盛りですもんね。
そんな時は、お祝い事の主役である、子ども自身にメニューを決めてもらいましょう!
2才や3才では無理でも、4才くらいになれば、食の好みもできていて、食べたいものもハッキリとして来ますよね。
「子どもが喜びそうで、アッと驚くメニューを、親が決めて用意してあげなくちゃ」
そんな風に思っているママやパパがいるかもしれないですね。
それはそれで良いのですが、みんながそんな風に意気込む必要は、まったくありません。
食育のきほんは「「食」を選択する力を習得すること」です。( by 厚生労働省 )
ですから、子ども自身に何を食べるか決めてもらうのはとても良いことなのです。
胸を張って、子どもに食べたいものをたずねてみてください。
子どもが食べたいものは絵本が教えてくれる
誕生日の直前になってから「なに食べたい?」と聞いても、子どもはパッと答えられないかもしれません。
もしかしたら、アレ食べたい、コレ食べたい、という主張があまりない子もいるかもしれません。
そんな時にオススメなのが、絵本を読みながらメニューを決める方法です。
テレビがないわが家では、本を読む習慣を大切にしていて、図書館も利用しながら毎日たくさんの本を読みます。
そして、絵本を読んでいると、食べ物が本当に美味しそうに描かれている作品に出会うことがあります。
読んでいるだけで食欲がそそられてくる絵本がメニュー決めに活用できる絵本。
「美味しそうだねー」なんて話しながら読み聞かせをしていると、きっと子どもから「食べてみたいなー」という反応が返ってくるはずです。
これを繰り返して、「今度つくってみるね」という約束をいくつか作っておけば、お祝いごとのメニューに悩むことはもう無くなりますね。
メニューを決めるのにオススメの絵本
ぺんぎんきょうだいの旅シリーズ
ペンギンの3兄弟が、おばあちゃんとおじいちゃんに会うために色々な乗り物に乗って旅をするシリーズ。
「でんしゃのたび」ではお弁当が、「そらのたび」では機内食が美味しそうに描かれています。
昨日の記事でも紹介しましたが、ぼくの娘が5歳になった誕生日には、ペンギンきょうだいが食べていた機内食を作りました。
読み聞かせの際に娘からリクエストをもらっていたので、誕生日のメニューに悩むことがなくお祝いすることに集中できました。
ふくざわゆみこさんの「ぎょうれつのできる」シリーズ
ふくざわゆみこさんの絵本にでてくるごはんやおやつはどれも美味しそう。
ぼくは「ぎょうれつのできるパンやさん」を読んで「ニワトリさんのたまごパン」を作りました。
うれしいことに、たまごパンはレシピ付きです。
このほかにも、サツマイモの皮をお皿にしたスイートポテトが出てくる「ぎょうれつのできるレストラン」や、「ぎょうれつのできるスープやさん」があります。
お祝いごと以外の日のメニュー決めに使える絵本は、以前に書いた記事でも紹介していますので、あわせてどうぞ。
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まとめ
今日の記事では、
・誕生日のメニューは、子どもにじぶんで決めてもらうのが一番いい
・子どもが食べたいものは絵本が教えてくれる
という2点について紹介しました。
子どものリクエストに応えたり、絵本を活用したりして、ぜひ楽しい誕生日の思い出をつくってくださいね。
それでは、また明日。