寝起きに疲れている人
「7、8時間は寝ているのに寝起きに疲れている。。。睡眠で疲れをとるにはどうしたらいいんだろう?」
こんにちは、食生活アドバイザーのたっくんです。
「しっかり寝ているつもりなのに、寝起きに疲れている・・・」
そんなことってありませんか?
もしかしたらそれは、寝る前の食事に原因があるかもしれません。
今回は、睡眠の質を高めるために実践したい、寝る前の食事の取り方についてお話ししていきます。
睡眠の質を高める、寝る前の食事の取り方
寝る前の食事が睡眠の質を下げてしまう理由
寝る前に食事をすると成長ホルモンが分泌されない、これが寝ても疲れが取れない大きな理由です。
成長ホルモンは疲労を回復する役目があるので、これが出てくれないと疲れが取れません。
空腹の時に出やすく、満腹で血糖値が高い状態ではほとんど分泌されないという性質をもっているのが成長ホルモン。
眠りに入ってから2時間以内が最も分泌される時間帯なので、満腹なまま寝てしまうと疲労回復のゴールデンタイムを逃してしまうことになります。
寝るときは空腹になっていることが、良質な睡眠をとるポイントというわけです。
寝る3時間前までに食事をすませるのがベスト
胃に入った食べ物が完全に消化され空腹になるまでには、約3時間かかります。
ですから、12時に寝る人は9時、10時に寝る人は7時までに食事を終わらせるように心がけましょう。
外出や仕事などで帰宅がおそくなる場合は、帰宅する前に食事をすませてしまう方が睡眠の質は上がります。
ただし、育児中などで、帰宅してから夕食を食べる必要がある人もいますよね。
そういった場合は、家族そろって消化のよいものを腹八分目に食べるようにしましょう。
消化のよい食べものや一汁一菜ごはんについては、以下の記事でも紹介していますので、合わせて読んでいただくと役立つと思います。
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また、寝る前に頭を覚醒させないために、以下の点にも合わせて注意するとよいでしょう。
頭を覚醒させないポイント
- カフェインをとらない
- アルコールを飲み過ぎない
- 激しい運動をしない(ストレッチはOK)
- スマホを見すぎない
眠る目的は疲労を回復させること
言うまでもなく、わたしたちが眠るのは、頭と体を休めて疲労を回復させることです。
成長ホルモンが出ないことによって、疲労回復の効果が減ってしまうのでは、寝る意味がなくなってしまいます。
今回紹介した食事の取り方を意識しながら、効果的な睡眠を取っていきましょう。