こんにちは、食生活アドバイザーのたっくんです。
先日、料理研究家の土井善晴先生が、こんなツイートをしていました。
日常のフランスの一汁一菜
温かい野菜スープ パンとフロマージュ(また果物)
玉葱人参セロリ炒め、じゃがいも、お水、塩胡椒 強火で煮る野菜スープフランス人の「朝・昼・夕食」が日本とここまで違う理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース https://t.co/WBSF4qXPSX @YahooNewsTopics
— 土井善晴 (@doiyoshiharu) 2018年11月15日
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引用元の記事のタイトルに「日本とここまで違う」と書かれていますが、フランス人の食生活は一汁一菜に通じる部分があって、とても親しみを感じました。
フランス人は平日の朝夕ともに一汁一菜だった
記事の内容をざっくり紹介するとこんな感じです。
- フランスでも食事作りは女性の役割
- 女性の就業率約9割で、食事はとてもシンプル
- 朝食は、フランスパンとコーヒーが基本
- 朝から卵にベーコン、ソーセージなどは食べない(火を使った料理をしない。)
- ふだんの食事は、朝、昼、晩ともにバゲット(細長いパン)を食べる
- お皿を使わず、紙ナプキンや布ナプキンを使うこともある。(食後の洗い物はコーヒーカップだけ。)
- 幼稚園にも学校にも給食がある。(前菜、主菜(メイン)、副菜(付け合せ)、デザート、パンのフルコース!)
- 夕食は、野菜スープとチーズ、キッシュとサラダ、パスタやピザで簡単にすませることが多い
- 時間のかかる料理をすることはなく、品数も少ない。(つまり、妻が食事作りに忙殺されることはない)
- 週末にはご馳走をたらふく食べる
すばらしいですね!
日本人よりもよほど一汁一菜な食卓を営んでいます。
平日はシンプルに、週末はゆったりとなんて、まるでハレの日とケの日の使い分けのようです。
フランス人は、ふだんの食事は質素でじゅうぶん、ということがよく分かっているんですね。
じぶんと家族の幸せが何なのか、何に時間とエネルギーを使うと幸せになれるのか、ということ考えているんだと思います。
フランスのことを知って、あらためて、一汁一菜な食卓をもっと広めていきたいなーと感じました。
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一汁一菜の始め方【道具〜メニュー〜買出し〜調理〜洗いものまで】
これから一汁一菜を始めたい方や、より良い一汁一菜ライフを送りたい方に向けて、情報を整理しまとめたページです。あると便利な道具の紹介に始まり、食後の洗いものまで、料理のステップごとに一汁一菜をするのに役立つ記事を紹介しています。
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フランス人になったつもりでごはんを作ってみた
- 味つけは塩だけの野菜スープ
- 胚芽米ごはん
玉ねぎと人参を鍋で炒めて、そこにジャガイモと水を足して煮て、塩で味をととのえて出来上がりです。
味噌が塩に変わっただけで、ほとんど一汁一菜。
ラクですし、料理に追われることがないので、心が落ち着きますね。
もしも、なんらかの理由で「一汁一菜には抵抗がある」という人がいたら、発想を変えて「フランス人の食生活を真似してみる」というのはどうでしょう?
「わたしの家、平日はフレンチなんだよね」とか言ったら、なんだかかっこいい気がしませんか??(笑)