この記事では、塩だけをつかった調理で美味しい料理が作れることをお伝えします。
スーパーに行けば、目を見張るほどたくさんの調味料が売っていますよね。
◯◯ソース、◯◯の素・・・。
なんだかどれも便利そうだし、それらの調味料を使えばある程度は美味しい料理ができそうです。
でも、種類が多すぎて、どれを買ったらいいか分からない、どれがじぶんに必要なものかわからなくなる事ってありませんか?
その悩みを解決するのが、塩だけをつかった料理です。
塩だけ料理で、たくさんの調味料に振りまわされる暮らしから解放されましょう。
塩だけ料理で味つけ上手になる
料理は基本的に、塩味さえ決まっていれば、どんな料理もある程度おいしいのです。
味つけは、実は訓練です。でも、今はその訓練をする間も無く、多種多様な調味料が台所にあふれ、最初からそれらを使うことにより、一番肝心な塩加減の「見極めが難しくなっているのだと思います。
これは、ぼくが尊敬する料理家の白崎裕子さんの言葉です。
料理の味つけにとっていちばん大切な塩加減。
その塩加減が、たくさんの調味料を使うことによって訓練されないままになっている。
訓練されていないから、ついついたくさんの調味料を揃えてしまう。
これは、便利すぎる現代特有の問題かもしれません。
塩だけの料理を作ることで、味つけ上手になり、たくさんの調味料もいらなくなるとしたら・・・。
あなたのキッチンにあるたくさんの調味料を一度封印して、塩だけ調理にチャレンジしてみる価値がありそうだと思いませんか?
塩だけ料理は驚くほど美味しい
塩だけで調理するなんて心もとなく思いますよね。
ぼくもはじめは、「シンプルだけどそこそこの味」くらいの料理が出来上がるものと思っていました。
が・・・、出来上がった料理を口にした瞬間に口から出た言葉はこれ。
「何これ美味しい!塩だけでこんなの作れるの!?」
この感想はぼくだけのものではなく、妻も4才の娘も笑顔で食べてくれました。
塩だけで、女性にも、子どもにも受けがいい料理が作れるんだ・・・。
ぼくは本当に感動しました。
スーパーに売っているたくさんの調味料って一体なんなんだろう?
塩だけで作るスープたち
白崎裕子さんの著書を参考にして作った、調味料が塩だけのスープ料理を紹介します。
「塩だけでこんなに美味しいの!?」と思うほどの出来になりました!
「コトコト塩スープ」
「レタスのコンソメ風塩スープ」
「トマトの中華風塩スープ」
最後に
今回は、塩だけをつかった調理で家族もよろこぶ美味しい料理が作れることをお伝えしました。
あなたにもぜひ、塩だけ料理を実践して、たくさんの調味料に振りまわされる暮らしから解放されて欲しいと思います。
スープダイアリーでは、これからもシンプルでカンタンに美味しい料理が作れる方法を探していきます。
それでは、また。
「にっぽんの麺と太陽のごはん」は、塩だけ調理の大切さに気づかせてくれた一冊。
書籍内のコラム「料理がたった3ヶ月で上手になる方法」は必読です。
「白崎裕子の必要最小限レシピ」には、塩だけで作る料理がたくさん掲載されています。
今回の記事で紹介したスープもこの本のレシピで作りました。