子どもに野菜を食べて欲しい人
「 子どもが野菜を楽しく美味しく食べてくれるにはどうしたらいいんだろう? 」
本記事の内容
- 子どもが野菜を楽しく食べてくれる4つの工夫
先日、instagramから「お子さんは野菜など楽しく美味しく食べてくれていますか?」というご質問をいただきました。
子どもに楽しく美味しく野菜を食べてもらうことは、栄養面でも、食育面でもとても大切なことですよね。
主夫をはじめてからというもの、ぼくも娘(現在5才)に野菜を食べてもらえるよう日々努めてきました。
その甲斐あってか、多少の好き嫌いはありつつも、野菜を楽しく美味しく食べる子どもに育ってくれています。
今日の記事では、ぼくが今まで実践してみて良かった工夫を紹介していきます。
子どもが野菜を楽しく食べてくれる4つの工夫
食べる前の日頃の過ごし方から、実際に食べるまでの4つのステップで、それぞれ工夫していることを紹介していきます。
- 一緒に絵本を読んでイメージを膨らませる
- 一緒に買い出しに行く
- 一緒に料理を作る
- 家族みんなで一緒に食べる
工夫していることは、上記の通り大きく4つ。
共通するポイントは、親子で一緒に取り組むこと。
順に見ていきましょう。
一緒に絵本を読んでイメージを膨らませる
毎日実践できて効果的なことは、絵本を読み聞かせすることです。
理由は、野菜や料理に関する絵本を通して、野菜を身近な存在に感じてもらえるから。
わが家ではとにかく絵本をたくさん読みます。
日中の読み聞かせ、娘がひとりでする読書、寝かしつけの絵本と、合わせて毎日10冊以上は読んでいます。
その中でも、食べものに関する絵本を積極的に取り入れるようにしています。
読みながら、あーこれ美味しそうだねー!次はこれ食べてみよう!とイメージを膨らませます。
そうやって日々、野菜を身近で友達のように感じてもらうことが、その後の「楽しく食べる」ということにつながっていくんですね。
ぜひ、絵本をたくさん読んであげましょう。
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一緒に買い出しに行く
食材を一緒に買いにいくことも、野菜を楽しく食べることにつながります。
理由は、自分で選んだ野菜には、愛着が湧くから。
出かける先は、できれば野菜や果物だけが売っている八百屋さんがオススメ。
スーパーやショッピングセンターは、お菓子やおもちゃなどの誘惑が多くて、子どもの注意力が散漫になりかねません。
誘惑のないお店で、野菜に意識を向けながら、子どもの手で野菜に触れ、選んで、カゴに入れてもらいましょう。
たくさんの野菜の中から、食べるものを自分で選ぶ楽しみを感じてもらいます。
こうすることで、選んだ野菜を食べるときの会話のネタにもなりますね。
一緒に料理を作る
次は、料理です。
料理にもできるだけ子どもに参加してもらいます。
楽しみながら自分で作った料理には愛着と責任感が湧くからです。
正直に言って、子どもに料理に参加してもらうと、自分だけで料理するより何倍も時間がかかります。
キュウリを洗うのも、トマトのヘタを取るのもすごく時間がかかります。
でも、そこでひと踏ん張りして一緒に料理に取り組むことで、食べることに対する子どもの意識は確実に変わります。
もともと子どもは何かを作ることが得意な生き物ですから、キュウリを洗う、トマトのヘタを取る、玉ねぎの皮をむく、ひとつひとつの作業を楽しんで取り組んでくれるはず。
その際、子ども専用の包丁、エプロン、まな板があると、もう気分はコックさん。
A4のコピー用紙を丸めてかぶれば、さらに気分はコック長!
上記は、調理中のわが家のコック長と、後ろからそれを支える見習いコックです。
毎日が難しくても、たまの休日にはぜひ子どもと一緒に料理をしてみましょう。
子どもの気分が上がるアイテム
包丁、まな板、エプロン、コック帽があると、コックさん気分で楽しく料理ができますね。
娘のお気にりプリンセス柄のまな板。包丁は、その子の発達に応じて選びましょう。
コック帽はA4用紙を丸めて手軽に作れます。このコピー紙は色がとても白いのでお絵描きするにも最適です。
家族みんなで一緒に食べる
そうしてできあがった料理は、家族みんなで一緒に食べるといいですね。
美味しいね、ありがとう、また作ってね、と声をかけながら、子どもの自尊心と野菜を楽しく食べる気持ちを育てていきます。
自分で選んだり、自分で料理した野菜は、ただ自動的に目の前に出されたものよりも、美味しく感じます。
きっと子どもは、いつもより積極的に、楽しく野菜を食べてくれますよ。
まとめ
今日の記事では、子どもが野菜を楽しく食べてくれる4つの工夫を紹介しました。
子どもに楽しく美味しく野菜を食べてもらって、栄養と笑顔がそろった食卓を作っていきたいですね。
それでは、また明日の記事でお会いしましょう。
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