味噌汁を作る人
「普段の味噌汁でもダシって取らないといけないのかしら?毎日一汁一菜な食卓を続けている人ってどんなダシを使っているのか知りたいな。」
この記事で分かること
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味噌汁は、具材の旨味だけでダシが十分取れる
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普段の食事作りには時間をかけなくていい
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昆布ダシの取り過ぎは甲状腺に負担がかかる
ダシを使った味噌汁はとても美味しいですよね。
お祝い事などハレの日には、しっかりとダシの効いた味噌汁がピッタリだと思います。
でも、毎日の食卓で食べるいつもの味噌汁には、ダシがなくてもいいんです。
この記事では、その理由についてお伝えしていきます。
一汁一菜の味噌汁でダシを取らなくてもいい3つの理由
ふだんの食卓では、味噌汁のダシを取らなくていい理由は3つです。
味噌汁は、具材の旨味だけでダシが十分取れる
味噌汁は、ダシを取らなくても美味しいです。
なぜなら、中に入れた具材の旨味だけで十分にダシが取れるからです。
あ、もしかして「本当かなぁ?」なんて思っていますか?
そんなあなたに、ひとつ試してほしいことがあるんです。
同じ味噌を同じ量だけ使い、具材だけを変えた2つの味噌汁を食べ比べてみて下さい。
例えば、
じゃがいもとコーンを使った味噌汁なら甘みを、小松菜とミニトマトを使った味噌汁ならチョッピリの酸味が効いた爽やかな味を、それぞれ感じるはずです。
これは、具材自体がそれぞれ違った旨味をもっていて、ダシとして汁に出ているからです。
ダシを使わなくても、具材の組み合わせを変えるだけで千差万別の味を楽しむことができます。
具材そのものの美味しさを味わってみてください。
なお、それでもやっぱりダシは取りたいなーという方には、パック状に小分けされたダシがお手軽でオススメ。
ぼくが今まで試してきた中では、茅乃舎さんのダシがダントツで美味しいです。
白ダシもありまーす。
普段の食事作りには時間をかけなくていい
お祝いの日ではない、毎日の食事作りはできるだけ時間をかけずにラクできるといいですね。
なぜなら、料理の時間が短くなればなるほど、あなたが自由に使える時間が増えるからです。
ダシを取ろうとすれば、
- 昆布やかつお節などダシの素材を買うための食費がかかる
- ダシを取るための準備に時間がかかる
など、することが増えていきます。
毎日のことですから、しなくて済むことはできるだけしない方がラクですね。
ラクをした分、じぶんの好きなことに時間を使いましょう。
昆布ダシの取り過ぎは甲状腺に負担がかかる
日本人には、糖尿病と同じくらい、甲状腺に疾患を抱えた人がいると言われています。
ぼくの妻も、橋本病の因子があると診断されています。(発病はしていません。)
橋本病やバセドウ病に代表される甲状腺疾患の人が取るべきはバランスの取れた食生活。
ですから、あまり食事について気にする必要がないと言われています。
ただし、甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素が含まれる昆布は、あまり頻繁に取る必要はありません。
なぜなら、日本人は、ワカメ、ノリ、ひじきなど、日常生活でヨウ素を摂取する機会がほどよくあるからです。
ですから、甲状腺が気になる人は、毎日食べる味噌汁に昆布でダシは取らなくてよいでしょう。
甲状腺の機能が低下する橋本病の人でも、甲状腺ホルモンの過剰摂取は、逆に甲状腺の機能をさらに下げてしまうこともあるので気をつけましょう。
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まとめ
本記事でお伝えしたことは以下の3点です。
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味噌汁は、具材の旨味だけでダシが十分取れる
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普段の食事作りには時間をかけなくていい
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昆布ダシの取り過ぎは甲状腺に負担がかかる
あなたの味噌汁作りの参考になったらうれしいです。
それでは、また明日。