オススメのフライパンが知りたい人
「フライパンを買おうと思っているんだけれど、どんなのがオススメですか?」
こんにちは、食生活アドバイザーのたっくんです。
オススメのフライパンは、鉄製のフライパンです。
ぼくは毎日、大小二つの鉄のフライパンを使い続けていて、今やなくてはならない相棒のような存在。
かれこれ3年くらいは使っているけれど、まだまだこれからも使い続けるつもりです。
今日の記事では、鉄のフライパンの魅力と、オススメのフライパンを紹介していきます。
目次
鉄製のフライパンを選ぶべき3つの理由
鉄製のフライパンにはいいところが3つあります。
鉄のフライパンのいいところ
- フッ素樹脂加工がはがれて食べてしまうことがない
- 調理するうちに鉄分が取れて健康にいい
- 使い勝手がよく、長く使えて愛着がわく
ひとつずつお伝えします。
フッ素樹脂加工がはがれて食べてしまうことがない
鉄製のフライパンの表面には加工がされていないので、「剥がれたものを食べてしまう」「買い換えなきゃいけない」というリスクがありません。
フッ素樹脂加工のフライパンはたしかに便利です。
焦げ付く心配がないし、洗うのもラク。
でも、フッ素樹脂加工はだいたい2、3年で剥がれてしまいます。
剥がれるということは、剥がれたフッ素を食べてしまっているということですよね。
人体に害があると言われているフッ素が「いつかは必ず剥がれる」と分かっているので、フッ素樹脂加工のフライパンは使いません。
食べても害はない、という研究もあるようですが、高温で気化したフッ素には毒性があることは確かなようです。
しかも樹脂加工が剥がれるとフライパンを買い換えなければいけないので、その都度お金がかかるのも難点です。
その点、鉄製のフライパンの表面には加工がされていないので、「剥がれたものを食べてしまう」「買い換えなきゃいけない」というリスクがありません。
日々のラクさよりも安心やコストを優先するなら、鉄製のフライパンがオススメです。
調理するうちに鉄分が取れて健康にいい
前述の通り、鉄製のフライパンには表面の加工がされていないので、剥がれてしまう心配がありません。
代わりに、フライパンの素材である鉄(鉄分)がわずかに溶け出すため、鉄分を補給することができます。
一汁一菜の第一人者である若杉ばあちゃんも、「鉄のフライパンは2価鉄が取れるから体にいいんよね」と言っていました。
貧血になりがちな女性にとっても、調理するだけで鉄分が取れるのはいいですよね。
ぼくはフッ素ではなくて鉄分を取りたいので、鉄のフライパン一択です。
使い勝手がよく、長く使えて愛着がわく
鉄のフライパンは使い勝手が良いんですよね。
炒めもの、スープパスタ、リゾット、餃子、天ぷらやコロッケなどの揚げ物まで、いろいろ作れます。
いろいろ使える上に、買い換えることがほぼないので、自然と愛着が湧いてきます。
「コイツがいれば大抵のものは作れる」という、根拠のない自信のようなものが出てきますね。
ただ正直なところ、フッ素加工のフライパンに比べると、使い始めて慣れるまではクセを感じることがあるかもしれません。
そこで、鉄のフライパンを使う上で気をつけることについてもお伝えしておきます。
鉄のフライパンを使う上で気をつけること
気をつけることは、2つあります。
- 日頃の手入れをしっかりとすること
- 自分にあったサイズのフライパンを選ぶこと
鉄のフライパンを買う方は、予備知識として読んでおいてください。
日頃の手入れをしっかりとすること
手入れのタイミングは2つ、「買って最初に使い始める時」「料理をしたあと毎回」です。
「買って最初に使い始める時」
買ったら一番最初に、「油ならし」をします。
この油ならしをしておくことで、鉄のフライパンの表面にある目に見えないデコボコに油が染み込みます。
膜があることで、鉄のフライパンでも焦げ付きを少なくすることができるんですね。
油ならしの手順
- フライパンに5ミリほど油を入れる
- 弱火でフライパンを熱し、煙が立ったら火を止める
- 油を捨て、キッチンペーパーで油を拭き取る
使っているうちに焦げ付きが気になり出したら、再度油ならしをします。
「料理をしたあと毎回」
料理したあとは、毎回きれいにしておきます。
料理したあとの掃除のポイント
- フライパンが温かいうちに洗うと汚れが取れやすい
- 洗剤を使わずにたわしを使っておゆで洗い流す
- すぐに洗えない時は水を入れておく
- 洗ったら水気をしっかりと拭き取る(もしくは軽く熱して水分を飛ばす)
- キッチンペーパーで油を薄く塗ってから収納する
以上が鉄のフライパンの手入れで気をつけることです。
もしかしたら、「ちょっと大変そう」と思ったかも知れませんが、ちょっと使って慣れれば気にならないですよー。
そして、鉄のフライパンを使うメリットの方が圧倒的に大きいです。
自分にあったサイズのフライパンを選ぶこと
最後に、鉄のフライパンのサイズ選びについてお伝えします。
鉄のフライパンはそこそこ重さがあるので、家族の人数や用途などによって、使いやすいサイズを選ぶといいですね。
ちなみにぼくは、柳宗理の鉄製フライパンを愛用していて、2つのサイズを使い分けています。
- 大(25センチ)は、家族3人分の炒めもの、パスタ作りなどを作る用。
- 小(18センチ)は、1人分の料理、目玉焼きや卵焼き、ちょっとした揚げ物、お弁当のおかず作りなど用。
サイズの違いはこれくらいです。(25センチのフラパンの上に18センチのフライパンを重ねてます。)
商品説明を引用して紹介しておきますね。
柳宗理の鉄フライパンシリーズ。佐藤商事のオリジナル素材「マグマプレート」を使った商品。健康・美味しさにこだわる人が選ぶ日本製の鉄フライパン。日本製の高品質鉄材使用しているため、フライパンから手軽に鉄分摂取できます。強火でおいしく調理ができ、鉄ならではの耐久性
「マグマプレート」とは、内側と外側の両面に細かな凹凸をつけた独自開発プレート。凹凸により表面積が広くなるので、通常の鉄フライパンよりも熱伝導が良くなり食材の芯まで一気に火を通し、食材の旨味を閉じ込めることができます。さらに、フライパンからの鉄分溶出により食材と一緒に多くの鉄分摂取ができます。また、凹凸を付けた表面加工により。今までの鉄フライパンよりも油馴染みがよく、使っていくほどに焦げ付きにくくなります。
・さび止め塗装に透明シリコン塗装を採用。焼きこみが不要
まとめ
おわりに、鉄のフライパンのオススメポイントのおさらいです。
鉄のフライパンのいいところ
- フッ素樹脂加工がはがれて食べてしまうことがない
- 調理するうちに鉄分が取れて健康にいい
- 使い勝手がよく、長く使えて愛着がわく
もしも鉄のフライパンが初めてなら、まずは小さいサイズから試して見るのがいいと思います。
先ほど紹介した柳宗理のフライパンなら18センチサイズですね。
使い始めてみると、きっと気にいるはずです。
ちなみに、フライパン以外のオススメの調理器具については、以前の記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。
-
一汁一菜を始める人が用意したい料理道具12選【鍋や土鍋など】
一汁一菜を始めたい人 「一汁一菜くらいの簡単な料理を始めたいんだけど、料理道具はなにを用意したらいいのかな?」 たっくん「そういった疑問にお答えします。」 食生活アドバイザーのぼくは、日 ...
続きを見る
鉄のフライパンは、きちんと手入れすればずーっと使えるし、調理するうちに鉄分が補給できて健康にいい。
使い勝手もよくて、長い間使えます。
なので、オススメのフライパンは鉄製!
今回の記事があなたのフライパン選びの参考になれば嬉しいです。
それでは、また!