あなたのお家で使っているみそ、どんな基準で選んでいますか?
この記事では、一汁一菜のみそ汁に最適な本物のみその選び方を紹介します。
「本物のみそ」と言っても、高価だったり、入手しづらかったりはしませんので安心してくださいね。
本物のみそは、あなたの身近なスーパーでかんたんに買うことができます。
スーパーのみそコーナーに行くと、ズラーッとたくさんのみそが並んでいますよね。
今までなんとなくで選んでいた。
便利そうだからダシ入りにしている。
一汁一菜にあうみそを知りたい。
そんな方とっては、きっと今回の記事がみそ選びの参考になるはずですよ。
みその基本
まず、みそがどんなもから作られているのか、おさらいから。
みそは原料である麹(こうじ)によって、「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」の3種類に分類されます。
それぞれの原料は以下の通り。
みその種類 | 原料 |
米みそ | 大豆、塩、米麹 |
麦みそ | 大豆、塩、麦麹 |
豆みそ | 大豆、塩 |
どれもとてもシンプルな原料で作られていますね。
原料によって味は異なりますが、どれをみそ汁に使っても問題ありません。
あなたが食べ慣れたもの、身近なスーパーで売っているものを選びましょう。
でも、みそ汁は毎日のように食べるものですから、みそは「本物」を使うことをおすすめします。
「本物」といっても特別なことはなく、「添加物の入っていないみそ」が「本物のみそ」です。
みそ選びのポイント1:ダシや調味料が無添加のみそを選ぶ
「添加物が入っていない本物のみそ」とは、先ほど説明した、大豆と塩と麹の3つだけが原料のみその事です。
スーパーに行くと「ダシ入り」と書かれた便利そうなみそを見かけますが、迷わず「無添加」と書いてあるみそを買いましょう。
ダシ入りのみそには、かつおダシ、酒粕、アミノ酸まで入っていることもありますね。
でもみそ汁って、具材から旨みが出てダシの代わりになるので、ダシを入れなくても美味しいみそ汁を作れるんです。
みそ本来の味、具材の旨み、それらを基本とする。
そして、余裕のある時だけ、かつおや昆布でダシを取って味の変化を楽しむ。
それが一汁一菜らしい、シンプルなみそ汁の作り方です。
一汁一菜系・食生活アドバイザーのぼくは、パックや顕粒のダシもほとんど使いません。
みそ選びのポイント2:国産大豆か有機大豆のみそを選ぶ
味と並んで大切なのが安全性です。
海外から輸入された大豆はポストハーベスト農薬(収穫後の大豆に直接ふりかけられる農薬)が使用されている可能性があります。
できるだけ、国産の大豆を使用したみそを選びましょう。
国産表示のない大豆でも、有機(オーガニック)の表示があれば問題ありません。
有機栽培の大豆にはポストハーベストを含めて、農薬全般が(基本的に)使用されていないからです。
これが有機マーク。
有機マークのついたみそは少しお値段が高いので、家計と相談しながら「国産」か「有機」を選ぶとよいですね。
お手頃な本物のみそ、ひかり味噌
みなさんがスーパーに行く際の参考に、わが家で使っているみそを紹介します。
長野県のみそメーカー「ひかり味噌」さんの米みそ。
現在のところ、わが家のみそ汁に使っているみそは基本的にこれひとつ。
大豆の粒感もあって見た目もよく、味も食べやすく、使い勝手のよいみそです。
ぼくの近所のスーパーでは、国産のひかり味噌が300円くらい、有機のひかり味噌が500円くらいで手に入ります。
最後に
今回の記事では、一汁一菜に最適な本物のみそ選びのポイントを紹介しました。
あなたの一汁一菜ライフが、よりシンプルに、より気軽なものになったらうれしいです。
それでは、また!
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